作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は赤川次郎。価格649円、2018年5月30日配信。シリーズ「ふたり」の一冊。
どんな作品か
事故で姉を失った少女・実加を主人公にした、赤川次郎の青春小説です。しっかり者だった姉の死をきっかけに、内気だった実加の日常が少しずつ動きはじめます。姉妹の絆と、思春期の心の揺れをやわらかな筆致で描いた一作で、大林宣彦監督により映画化されたことでも知られています。
読みどころ
主人公が姉の不在と向き合いながら成長していく過程が、静かな余韻とともに綴られます。家族や淡い恋、学校生活といった等身大の題材を通して、喪失と再生をていねいにたどる構成が魅力です。赤川作品らしい読みやすい語り口で、切なさと温かさの両方が味わえます。
こんな人に
姉妹や家族の物語が好きな方、しみじみとした青春小説を読みたい方におすすめです。