作品データ
DMMブックスの小説(歴史・時代劇・戦記)。著者は浅田次郎。価格781円、2018年5月30日配信。のちに映画化された時代小説。
どんな作品か
幕末の江戸。うだつの上がらない貧乏御家人の主人公が、御利益を願ってお参りをしたところ、思いがけず“ある神様”に取り憑かれてしまう。次々と身にふりかかる災難に翻弄されながらも、彼は自らの生き方と向き合っていく。
読みどころ
笑いと哀切、そして人情を巧みに織り交ぜる浅田次郎の真骨頂が味わえる。ユーモラスな設定の奥に、時代の変わり目を生きる武士の矜持や覚悟がにじむ。軽やかに読み進めながら、心を動かされる語り口が魅力。
こんな人に
人情味あふれる時代小説や、笑いとしみじみとした情感のある物語が好きな人に。