作品データ
DMMブックスの実用書(ルポ・エッセイ・自叙伝)。著者は養老孟司。836円、2018年5月30日配信。解剖学者として知られる著者による、新書のベストセラーです。
どんな作品か
ベストセラー『バカの壁』に連なる一冊で、本作では「死」をめぐるさまざまな問題を取り上げます。人はなぜ死を怖れるのか、現代社会は死をどう扱っているのか。解剖学者としての視点から、生と死をめぐる私たちの思い込みや「壁」を、平易な語り口でほぐしていきます。
読みどころ
死という重いテーマを扱いながらも、養老孟司ならではの独特の視点とユーモアで、肩ひじ張らずに読み進められます。自殺、脳死、医療といった具体的な話題を手がかりに、生きることの意味へと考えを広げていく構成が魅力。日常ではあまり正面から考えない問いに、静かに向き合わせてくれる一冊です。
こんな人に
生と死について考えを深めたい方、養老孟司の思索的なエッセイが好きな方におすすめです。