作品データ
DMMブックスの一般ノベル(日本文学)。著者は城山三郎。価格781円、2018年5月30日配信。
どんな作品か
戦後復興から高度経済成長期にかけての日本を舞台に、通商産業省(現・経済産業省)の官僚たちを描いた経済小説です。「国のために働く」という信念のもと、国内産業の育成をめぐって奔走する官僚たちの姿を通じて、当時の日本が歩んだ道と、その内側にいた人々の熱と葛藤を活写します。城山三郎の代表作の一つとして知られています。
読みどころ
信念を貫こうとする「ミスター通産省」と呼ばれる主人公を軸に、政策や派閥、産業界との駆け引きが緊張感をもって描かれる点が読みどころです。組織のなかで理想と現実の間で揺れながらも仕事に打ち込む人物像は、時代を超えて働く人の心に響きます。
こんな人に
骨太な経済小説や組織の人間ドラマが好きな方、戦後日本の歩みを物語として知りたい方におすすめです。