作品データ
DMMブックスの小説(映画化・ドラマ化・実写化)。著者は太宰治。価格440円、2018年5月18日配信。
どんな作品か
人間の営みに恐れと違和感を抱きながら生きる男・大庭葉蔵の半生を、手記の形式でつづった太宰治の代表作です。周囲に道化を演じることでしか他者と関われない主人公が、その内面を赤裸々に告白していきます。近代日本文学を語るうえで欠かせない不朽の一冊です。
読みどころ
「恥の多い生涯を送って来ました」という一節に象徴される、痛切な自己告白の文体が読む者に強く迫ります。人間社会への根源的な不安を描き出しながら、なお読み継がれる普遍性を持つ作品です。何度も映像化・翻案されてきた背景にも触れながら味わえます。
こんな人に
日本近代文学の名作に触れたい方、人間の孤独や内面を深く見つめる物語を求める方におすすめです。