作品データ
DMMブックスの小説(映画化・ドラマ化・実写化)。著者は太宰治。価格473円、2018年5月18日配信。1947年発表の代表作の一つ。
どんな作品か
没落してゆく上流階級の一家を描いた、太宰治の代表的な長編です。かつての華やかさを失った母と娘、そして戦後の混乱のなかで生きる人々の姿が、繊細な語りで綴られていきます。滅びゆくものへの哀惜と、それでも生きようとする人間の姿が対比的に描かれます。
読みどころ
美しくも哀しい文章と、時代の転換期に置かれた人々の心の揺れが読みどころです。「斜陽族」という言葉を生んだほど社会に影響を与えた作品でもあり、戦後日本の空気を今に伝えます。太宰らしい繊細さと、その奥にある生への意志が同居しています。
こんな人に
日本近代文学の名作を読みたい人、太宰治の世界に触れたい人におすすめです。