作品データ
DMMブックスの小説(映画化・ドラマ化・実写化)。著者は辻村深月。価格880円、2017年9月1日配信。
どんな作品か
死者と生者を、一生に一度だけ引き合わせることのできる「使者(ツナグ)」をめぐる連作短編集です。会いたい相手を亡くした人々が、それぞれの事情を抱えて使者のもとを訪れます。吉川英治文学新人賞を受賞し、松坂桃李主演で映画化された人気作です。
読みどころ
再会を望む人と、望まれる死者、双方の思いが交錯する各エピソードが胸を打ちます。使者を務める少年自身の物語も並行して進み、章を重ねるごとに全体像が見えてくる構成が魅力です。「もう一度会えたら」という誰もが抱く願いを、静かに問いかけてきます。
こんな人に
死別と再会をテーマにした感動的な物語を求める方、余韻の残る連作短編が好きな方におすすめです。