作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は角田光代。新潮文庫。価格770円、2017年4月13日配信。
どんな作品か
初めての妊娠に戸惑う女性マキが、日記のかたちで綴っていくマタニティ小説。おなかの子の出産予定日が、伝説のロック・ギタリスト、ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)の誕生日と重なることから、この題名がつけられている。夫とともに、少しずつ新しい命を受け入れていく日々が描かれる。
読みどころ
『対岸の彼女』などで知られる角田光代が、妊娠という大きな変化を等身大の目線で描く。とまどいも不安も笑いに変えながら、命を迎える心の動きを軽やかに綴っていく。著者自身が手がけたイラストも収められ、肩の力の抜けたユーモアと温かさが持ち味の一冊だ。
こんな人に
角田光代のやわらかな筆致が好きな人、妊娠・出産をめぐる等身大の物語を読みたい人におすすめ。