作品データ
区分: 一般実用 / 著者: 鈴木大介 / 価格: 1034円 / 配信日: 2017-04-13
どんな作品か
ルポライター鈴木大介が、自身が若くして経験した脳梗塞とその後の後遺症を綴ったノンフィクションである。取材する側だった著者が、当事者として身体や感情の変化に向き合っていく過程が描かれており、家族との関係の変化にも触れられている。新潮新書として刊行されており、専門的になりすぎない読みやすさを意識した構成になっていると見られる。
読みどころ
感情のコントロールが難しくなるなど、外からは見えにくい高次脳機能障害の実態を、当事者の視点から具体的に伝えている点が本書の核である。取材のプロである著者だからこその、自身の状態を冷静に観察し言語化する筆致も読みどころとなっている。医療従事者だけでなく一般読者にも広く読まれ、高次脳機能障害への理解を広げた一冊として知られている。
こんな人に
病気や障害の当事者体験に関心がある人、医療・福祉に携わる人にとっても参考になる一冊である。自分や家族が同じような病気に直面したときの心構えを知りたい人にも参考になる一冊である。