作品データ
DMMブックスの実用書(哲学・宗教・心理)。著者は森博嗣。814円・2017年4月13日配信。ミステリ作家として知られ、工学の研究者でもあった著者による新書です。
どんな作品か
世の中で語られるさまざまな問題を題材にしながら、答えそのものではなく「どう考えるか」という筋道に焦点を当てた一冊です。思い込みや周囲の空気に流されずに物事を捉えるための視点を、身近な例を挙げながら述べていきます。特定の主張を押し出すのではなく、考える手順を示す本になっています。
読みどころ
歯切れのよい文章で、常識とされていることを一つずつ問い直していく展開が持ち味です。結論を読者に押しつけず、自分で考える余地を残す書き方が最後まで一貫しています。短い区切りで話題が進むため、少しずつ読み進めやすい構成です。
こんな人に
物事の考え方そのものを鍛え直したい人、森博嗣のエッセイや新書が好きな人に。