作品データ
DMMブックスの一般実用書([科学・生物・テクノロジー])。著者は早野龍五、糸井重里。価格473円・2017-04-13配信。新潮文庫。
どんな作品か
物理学者の早野龍五と、コピーライターの糸井重里による対談をまとめた一冊です。東日本大震災後、放射線をめぐる情報が錯綜するなかで、早野が科学者としてどのようにデータと向き合い、発信してきたのかを軸に語り合います。専門知識を持たない人にも届く言葉で、放射線と測定の話が交わされます。
読みどころ
難しいテーマを扱いながらも、二人の対話は平易で率直です。数字やデータをどう読み、どこまで分かっていて何が分からないのかを冷静に見極める姿勢が全体に貫かれています。不安と情報があふれる時代に、「知ろうとすること」そのものの意味を静かに問いかけてくる内容です。
こんな人に
科学的な考え方や情報との向き合い方に関心のある方、震災後の社会を振り返りたい方に。