作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は川村元気。価格682円、2016年4月7日配信。映画化もされたベストセラーです。
どんな作品か
余命わずかと知らされた主人公の前に「悪魔」が現れ、世界から何かを一つ消すことと引き換えに一日の命を得られる、という取引を持ちかける物語です。電話、映画、時計――大切なものが一つずつ消えていくなかで、主人公は自分の人生や愛猫、家族との関係を見つめ直していきます。「何かを失うこと」を通して、生きることの意味を問いかけるファンタジックな一冊です。
読みどころ
身近なものが消えるたびに、それがあった意味が浮かび上がってくる構成が読みどころです。愛猫や家族への思いが静かに胸に迫り、当たり前の日常のかけがえのなさを実感させてくれます。
こんな人に
生と死や、大切なものの意味を考えさせてくれる、切なくも温かい物語が好きな人におすすめです。