作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は村井理子。価格1540円、2020年3月配信。
どんな作品か
著者が、疎遠になっていた実兄の突然死とその「後始末」に奔走した数日間をつづったノンフィクション・エッセイです。警察からの一報を受け、火葬や住まいの片づけ、遺された甥の手続きに、兄の前妻らとともに駆け回ります。
読みどころ
確執のあった相手をどう見送るのか、という難しい感情が率直に書かれます。慌ただしくも、どこか可笑しみのある後始末の日々を通して、周囲の人々の優しさや著者自身の心の変化が浮かび上がります。映画化もされた一冊です。
こんな人に
家族や死をめぐる、実話にもとづくエッセイを読みたい人に。