作品データ
区分: 一般実用 / 著者: 萩尾望都 / 価格: 1980円 / 配信日: 2021-04-21
どんな作品か
「ポーの一族」などで知られる漫画家・萩尾望都が、若手時代に竹宮惠子らと共同生活を送った通称「大泉サロン」時代について、長年語ることを避けてきた経緯も含めて綴った回想録である。当時の創作環境や、その後長らく胸の内にしまってきた思いが本人の言葉で明かされている。
読みどころ
著者自身が長い間触れることを避けてきた出来事に、一度きりと決めて向き合った姿勢そのものが本書の核となっている。漫画家としての初期の歩みと、当時の人間関係の複雑さが率直な筆致で描かれている点も読みどころである。
こんな人に
少女漫画史や萩尾望都の創作の背景に関心がある読者、当事者自身の言葉による回想録を読みたい人に向いている。