作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は木皿泉。660円、2016-03-16配信。ドラマ脚本家夫婦のユニットによる連作小説です。
どんな作品か
若くして夫を亡くした女性と、その義父。血のつながらないふたりが同じ家で暮らしながら、周囲の人々とゆるやかに関わっていく日常を描いた連作短編集です。喪失を抱えながらも、食卓を囲み、少しずつ前へ進んでいく人々のあたたかさが綴られます。
読みどころ
派手な事件ではなく、何気ない日々の会話や食事のなかに、人生のやさしさとおかしみがそっと差し込まれています。脚本家ならではの、耳に心地よいセリフの妙も魅力です。本屋大賞の上位に選ばれ、映像化もされました。
こんな人に
静かであたたかい日常系の物語が好きな方、喪失後の再生をやさしく描いた小説を求める方におすすめです。