作品データ
DMMブックスの実用書(哲学・宗教・心理)。著者はヴィクトール・E.フランクル、訳は山田邦男・松田美佳。価格1430円、2016年4月10日配信。
どんな作品か
『夜と霧』で知られる精神科医フランクルが、強制収容所から生還した直後の1946年、ウィーンで行った講演をまとめた一冊。「生きる意味」を主題に、どのような境遇にあっても人生には意味があると説く思想が、平易な語り口で綴られる。
読みどころ
苦悩や運命にどう向き合うかという問いに、ロゴセラピーの考え方を背景として答えていく。専門書というより聴衆に語りかける講演体で、絶望のなかでも人生に「イエス」と応えることの意味を、身近な言葉で受け取れる点が魅力。
こんな人に
生きる意味や苦しみとの向き合い方を考えたい人、『夜と霧』の先を読みたい人に。