作品データ・買い時
価格は1,320円。レビューは3件で、評価は5点満点中5点。FANZA同人 らぶカル(TL)ランキングでは754位(7,006作品中)に位置する。タグには監禁、言葉責め、バイノーラル、淫語が設定されている。
どんな作品か
仕事帰りの夜道で見知らぬ男性とぶつかった主人公。記憶にない相手に「元カレだった」と執着され、自宅まで尾行された末に押し倒される——。記憶喪失のヒロインと、一方的に別れを受け入れられない元カレによる監禁レイプものの女性向けバイノーラル作品である。
冒頭で「暴れんな、殺すぞ」と脅しながら犯す男は、しかしその言葉の裏に「真剣だったのは俺だけで、悲しかったのも俺だけで」という一方的な喪失感を抱えている。ダウナー系で頑固な性格という設定の野上祐良(CV.主水Ash)は、駅前での再会から主人公の帰路をずっと尾行していた。恐怖と共に、男の悲痛さが混じることで、単純な暴力ものではなく執着とすれ違いの物語として成立している。記憶のないヒロインが、かつての関係を少しずつ暴かれていく展開は、本作の核となる要素だ。
読みどころ
本作は女性向けのバイノーラル作品であるため、声優の演技と臨場感が大きな柱となる。CVを務める主水Ashは、普段の落ち着いた雰囲気から一転、主人公に襲いかかる際の狂気と哀しみを混在させた声音の切り替えが印象的だ。「ふふふ、くくく、あはははっ」という笑い声に込められた感情の揺れは、聴く者に男の不安定さを強く伝える。
言葉責めの要素も本作の特徴である。「ムカついてしょうがねぇから、今からお前の事犯しまくっていい?」という台詞に代表されるように、男は主人公への怒りと執着を言葉でまくし立てる。その一方で「あんな、他人みたいな態度取られて。許せると思う?」という台詞には、捨てられた者の傷が滲む。一方的な加害者でありながら、その根底に悲恋を抱えたキャラクターの造形が評価の中心となっている。レビューは3件とまだ少ないが、いずれも5点をつけており、女性向けの緊迫感ある監禁シチュエーションと心情描写の濃さが支持を得ている。ただし、題材が題材だけに、暴力的な展開や理不尽な状況を楽しめる層を明確に選ぶ作品でもある。
この作者・サークルについて
サークルOcclusionは、本作で女性向けの成人向けバイノーラル作品を手がけている。記憶喪失という設定を軸に、復讐と執着が交錯するシナリオを得意とする。他の作品の情報は現時点では確認できないが、本作の丁寧なキャラクター設定から、シチュエーションを重視した作品作りを行うサークルである。
