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20世紀初頭を舞台に、孤児同士が出逢い、互いを唯一の存在として生きていく運命を描く、歴史シリアス系の女性向けバイノーラル作品。全編ダミーヘッドマイクによる収録で、臨場感ある音声ドラマとして仕上げられている。出演は冬ノ熊肉、シナリオを天王州藍とかしわ、イラストを仲野小春が担当。全9トラック構成で、トゥルーエンドとアナザーエンドの二種類の結末が収録されている。
作品データ・買い時
価格1,100円(定価2,200円/50%OFF)。レビュー3件・評価4.67。FANZA同人らぶカル(TL)ランキング312位(7,006作中)。タグは中出し、歴史、シリアス、女性向け、成人向け、バイノーラル。
どんな作品か
日本を離れ、或る国で調理人の父と暮らすあなた。領事館の裏庭で出会ったのは、窃盗のため忍び込んだ少年ヴァンだった。彼の目撃した情報から父の死を知り、同じく孤児となったあなたは、ヴァンと共に生きる道を選ぶ。鉄道技師の父を亡くし、孤児となったヴァンは、あなたを養うため過酷な人生へ身を投じていく。あなたを「シャオマオ(ちび猫)」と呼び、妹か娘のように慈しみながらも、やがて二人の関係は恋愛へと傾いていく。父を失くした少女と、父を失くした少年——互いに居場所を失った者同士が、時間をかけて絆を育んでいく歴史ロマンスである。
読みどころ
本作の評価は、ストーリーの質の高さに集まっている。ネット上では「映画を見たような気分になった」という声があり、実際に視聴後に同じ感慨を抱いたという感想も複数見られる。時代ものや海外ものは苦手という読み手でも、時代描写がシンプルで分かりやすく、感情移入しやすいという指摘がある。主人公に台詞がないにもかかわらず、幼い頃から少しずつヴァンへ好意を寄せていく心情が伝わってくる構成は、作り手の手腕によるところが大きい。また、ヴァンが厄介に思いながらも主人公を実の娘のように大切に育て、互いにかけがえのない存在になっていく過程は、多くの読み手の共感を呼んでいる。主人公がヴァンを心配し、引き止めようとする場面や、そこから二人の関係が変化していく流れも「非常に自然」と評される。えっち度そのものは控えめとする声がある一方、ストーリーの重みと愛の深さが作品全体を支えている。泣ける展開を求める読み手に向く一作である。
この作者・サークルについて
サークル「Tunaboni Collections」は、女性向けの音声作品を中心に発表している。出演の冬ノ熊肉は、本作以外にも複数の作品で声を当てており、演技力に定評がある。本作は、同サークルの他作品と世界観を共有する部分があり、関連作を聴いているとより深く楽しめるという声もある。
