狐の神様である妻・志津とのいちゃらぶ子作り夫婦生活を描いた「異類婚姻譚」シリーズを、全ページ描き下ろしに等しい加筆修正でまとめたオールカラー121ページの完全リメイク版総集編。出会いから妊娠、出産、そして第二子を授かるまでが時系列で収録され、夫婦の軌跡を一冊で追える構成だ。
作品データ・買い時
価格は1,375円(定価2,750円の50%OFF)。レビュー20件・評価4.6。FANZA同人ランキング3,079位(約49万作品中)。DLsiteでも累計19,372DL・評価4.76(2,875件)を記録している。
どんな作品か
異類婚姻譚シリーズの総集編でありながら、単なる寄せ集めではない。全ページが現在の絵柄に合わせて描き直され、新規カットや描き下ろしイラスト、マタニティフォトブック、会場限定本、各種グッズイラストなども収録した完全リメイク版として仕上げられている。収録作は「異類婚姻譚」「後日譚 -異類婚姻譚続編-」「異類婚姻譚外伝」「異類婚姻譚 湯けむり道中記」「JUNE BRIDE マタニティフォトブック」の5本。なお、発売日時点で後日未収録イラストや漫画原稿の追加も予定されている。
物語の核は、狐の神様である志津と人間の夫との子作りに励む日々。妊娠しにくい神様と人間の夫婦が、避妊具を使いながらも子宝を望み、やがて第一子を授かり、妊娠中の性生活、出産、母乳、発情期、そして第二子の妊娠へと続いていく。ボテ腹の成長過程と、幸せな妊婦としての志津の姿を丁寧に描く点が本作の独自性だ。
読みどころ
ネット上で評価が高いのは、まず何より画力の美しさ。旧作と比較しても明らかに繊細なタッチと色使いへとパワーアップしており、「エロ漫画とは思えないほど絵が美しい」という声もある。特に艶めかしい肢体の塗りと、大きくなったお腹を支える太ももや腰のラインといったリアリティのある描写が支持を集めている。
キャラクター造形も魅力の一つ。世間知らずだった志津が夫婦生活を通じて徐々に変化していく過程や、艶やかで余裕たっぷりの表情を見せたかと思えば妊娠検査薬を持っておどおどするというギャップが、「キャラクターが息づいている」と評される所以だ。妊娠中の性行為も、ただのプレイではなく夫婦の愛の営みとして描かれており、ボテ腹フェチではない読者からも「幸せとエロスを同時に摂取できる」と肯定的に受け止められている。
一方で、元となった過去作のファンからは、描き直しによって作風が変化したことを惜しむ声もある。旧作の持つ人外感やホラー要素が薄まり、純愛色の強い内容へと変わった点を指摘する意見だ。ただし、これは「過去の絵柄も良かったが、現在の繊細なタッチも素晴らしい」という肯定的な評価と表裏一体でもある。
この作者・サークルについて
サークル「わたぼうし」は、ユキバスターZ名義で活動する作家の作品を扱う。本作の他に「おおきなおおきな君の隣で」「幽霊さんと××しましょ」「アイネさんのひとりあそび」「隣の席の狐娘さん」「ちいさくけだかい即堕ち女神」「好きで、淫らで、口裂け女。」「気になるあの子に飼われてる」「神様と子供がデキるまで」といった作品を発表している。
