作品データ・買い時
価格は935円。DLsiteでは累計1万6,000DL以上を記録し、同様の支持を集めている。タグにはファンタジー、拘束、辱め、レオタード、拷問、戦場が設定されている。
どんな作品か
舞台は強大な帝国軍の侵攻を受ける小王国ノード。ここでは「兵士」「放浪」「指揮官」というシステムを持つ男女6名の主人公が、立場も目的も異なりながら戦乱を生きている。選んだ主人公によって物語は分岐し、事実上短編RPGが6本収録されたオムニバス構造となっている。各章は独立しているもののアイテムやセーブデータは共通であり、ある主人公の行動が他者のイベントに影響を与えるなど、世界観全体が連動する設計だ。
Hイベントは凌辱中心で総シーン数は100を超え、登場する有名女性キャラは女主人公を含め16名に及ぶ。基本的には男主人公の勝利あるいは女主人公の敗北によって展開される描写が主流だが、ストーリー上の条件次第で変則的な展開も用意されている。グロテスクな表現は原則存在せず、あくまで戦火における支配と抵抗の力学を描く硬派な作風である。
読みどころ
本作の最大の特徴は、90年代のクラシックRPGを彷彿させるような、語り部による回想形式の構成にある。プレイヤーの選択が過去の記憶を紡ぎ出す方式であり、オープンワールドのような自由さを持ちつつも、事件をこなしていく過程で世界観が彩られていく。戦闘システム自体はレベル上げと物理攻撃が基本のオーソドックスなものであるが、それは世界構築のための添え物として機能しており、作り込みの質には問題がないと指摘される。
キャラクター造形には定評があり、メインとなる女性キャラクターたちはそれぞれ独自の魅力を持っている。ボイスはないものの、それがむしろ没入感を損なわないという声もある。文章力と会話文のバランスが良く、凌辱描写を好む層からは高く評価されている。傑作としての地位を確立しており、忘れたころにやりたくなるような深みがあると評する意見も多い。
ただし続編の有無については期待できない状況であり、作者の商業活動への注力により同人RPGとしての新作発表は見込まれにくい。その点のみが残念視される要素ではあるが、本作単体での完成度は極めて高い。
この作者・サークルについて
サークル「池袋DPC」による制作。既刊同人誌作品「ノード侵攻」シリーズは本作の前日譚的な存在であり、一部の登場人物が共通して登場している。同サークルの他の作品としては、「ADELHEID SIDE」「The Fay's Phase」「Grateful Grune」などが知られている。
