作品データ・買い時
価格は1,100円。サイト内レビューは26件で評価4.12を記録している。DLsiteでの公開値は確認できない状態である。
どんな作品か
「じゅりあん姫」と名乗る少女は、ネット配信を通じて痴漢冤罪を捏造し、ターゲットとなった男性の人生を破壊することを快楽とする存在だった。満員電車内で挑発行為に及び、逆に実犯として認定されたことをきっかけに彼女は有名人となるが、その報いとして復讐心に燃えた「ハンマー男」による激しい制裁が始まる。自宅に押し入られた彼女は、恐怖の中で土下座や暴行、強制的な性行為を強いられ、その様子が自ら始めた配信と同様に世界中に晒されていく。全ページフルカラーのマンガ形式で構成され、80ページというボリュームを持つ本作は、炎上商法やネット世論の恐ろしさを描いた社会風刺的な要素と、敗北・陵辱による支配の物語が融合した作品である。
読みどころ
ストーリー展開の面白さと、エロ描写以外の読み物としての完成度が高いという指摘がある。フルカラーでありながらスマホでも読みやすいレイアウトが採用されており、視覚的な負担が少ない点も評価されている。主題として「痴漢冤罪や炎上配信への警鐘」という側面があり、単なる加害者への報復ではなく、読者によってスカッとしたりモヤッとしたりする感情の揺れを生む構成となっている。ただし、これはあくまで作品内の構図であり、結末における主人公の心理的帰結や最終的な支配関係の定着については、素材段階では断定されていない。対象読者としては、現代のネット文化が生む醜悪な側面や、権力関係が逆転していく過程に関心を持つ層に適していると考えられる。
この作者・サークルについて
サークル「カマキリファーム」による作品である。同サークルには『メロモテ』シリーズや『あの日 告白した彼女の現在を 僕はまだ知らない』などの他のタイトルが存在するが、これらは本作とは異なるCIDおよび商品管理番号を持つ別個の作品であるため、本記事の内容には含まれない。
