作品データ・買い時
価格は880円。サイト内レビューは12件、評価4.33。DLsiteでは累計725DL、評価4.29(438件)を記録している。
どんな作品か
「ピクセル定食」が制作する、OLキャラクターとの面接シチュエーションを軸にしたクリックゲームである。舞台はオフィスという限られた空間で、主人公(面接官側)が候補者を前に座らせ、彼女たちの反応を楽しむ形式となる。基本的なシステムはシンプルで、女の子をクリックしてポイントを貯め、それを元にユニットを購入・アップグレードすることで効率よくポイントを獲得する。ユニットを所有しているだけでもポイントは増加し、さらにパワーアップさせることで、女の子の反応や表情も変化していく。2分ごとに現れるボーナスコインをクリックすれば、より効率的に進行可能だ。
タイトルにある通り、「面接」という権力関係と緊張感を背景に、徐々にエスカレートするマニアックな展開が描かれる。知れば知るほどニヤリとするような、職域的な建前と本音の狭間で繰り広げられる官能描写が特徴的である。音声はフルボイス対応であり、七凪るとろによる演技がシーンの臨場感を支えている。イラストは山田サトシ、シナリオはこーたろーが担当。
読みどころ
本作の最大の武器は、シンプルな操作感の中に織り込まれた「収集要素」と「フルボイス」の相乗効果にある。クリックという動作を繰り返すだけで進捗が可視化されるため、敷居は低く、サクサクとプレイを進められる。その過程で訪れる様々なイベントや、ユニット強化に伴う変化により、同じキャラクターでも異なる表情や反応を見ることができる点に魅力がある。
ただし、ボリューム感は控えめで、数時間でクリアできる程度の長さである。長編ストーリーを求める層よりも、手軽に遊べて、特定のシチュエーションと音声を楽しみたい層、あるいは「面接」という設定が好きだというユーザーに適した一作と言える。オートセーブ機能はないため、こまめな手動セーブが必要である点は注意したい。
この作者・サークルについて
「ピクセル定食」は、ドット絵やシンプルなグラフィックを用いたゲーム性のある同人作品を手掛けるサークルである。同作のほか、『黒い街』のような探索型アドベンチャーや、『真夜中のサキュバス城』シリーズなど、ジャンルを広げた作品群を発表している。
