作品データ
- 区分: 書籍(一般実用)- 著者: 菅原洋平- 価格: 1405円- 配信日: 2016-08-08
どんな作品か
作業療法士としてリハビリテーションの現場に携わってきた菅原洋平が、脳の仕組みから「すぐやる」を実現する方法を説いた一冊である。先延ばしは意志の弱さのせいではなく、脳が「やらないほうが楽」と判断してしまう状態にあるからだという立場を取り、気合や根性に頼らずに、脳が自然と動き出す環境や体の使い方を整えるアプローチを紹介していく。
読みどころ
「やる気を出せ」ではなく「脳にやる気を出させる条件をつくれ」という発想の転換が本書の核である。臨床で人の行動を変える仕事をしてきた著者だけに、提案される工夫は日常の動作レベルまで具体的で、実行のハードルが低い。哲学・宗教・心理ジャンルに分類されるが、内容は実践的な行動科学の読み物であり、自分を責めがちな人ほど気が楽になるはずだ。
こんな人に
やるべきことを先延ばしにして自己嫌悪に陥りがちな人、意志力に頼らない仕組みで自分を動かしたい人に向く。デスクワーク中心で腰が重くなりがちな社会人にも薦めたい一冊である。