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作品データ
集英社文庫のエッセイ・随筆。著者は武田砂鉄。616円・2026年6月11日配信。『紋切型社会』でBunkamuraドゥマゴ文学賞などを受賞し、2025年には第28回みうらじゅん賞も受賞した、社会の「空気」を言語化する批評家による一冊です。
どんな作品か
「父親とは」「母親とは」といった大きな主語で語られる家族観や子育て論を、「父ではない」立場から遠巻きに観察するエッセイ集。世の中で当たり前とされる「普通の家族」像の裏側にある同調圧力や排他性を、冷静な視点で解きほぐしていきます。「当事者でないと語れない」という暗黙のルールへの疑問を投げかけ、経験していないからこそ見えてくる歪みを指摘していく導入部から物語は始まります。
こんな人に
家族や育児に関する「べき論」にモヤモヤを感じている人、多様な生き方や家族のあり方に関心がある人に。