作品データ
DMMブックスの小説。著者は凪良ゆう、版元は講談社。価格979円、2026年5月15日配信。
どんな作品か
世界の終わりが近づくなかで、それぞれに生きづらさを抱えた人々の姿を描く物語。限られた時間を前にして、人が何を選び、誰とつながろうとするのかを見つめる。本屋大賞受賞作『流浪の月』などで知られる著者の一作。
読みどころ
追い詰められた状況だからこそ浮かび上がる、人の弱さと優しさ。視点を変えながら複数の登場人物の心情を丁寧にすくい上げる筆致で、静かな余韻を残す。極限の設定を、あくまで人間を描くための舞台として用いている点が印象深い。
こんな人に
心の機微を描く物語が好きな人、余韻の残る読後感を求める人に。