作品データ
DMMブックスの小説(日本文学・ミステリー・サスペンス)。著者は新川帆立。価格1131円、2022年8月30日配信。
どんな作品か
『元彼の遺言状』でデビューした新川帆立による「競争の番人」シリーズ第2弾。市場の公正を守る公正取引委員会(公取委)を舞台に、審査官・白熊楓が九州の事務所へ転勤するところから物語が動き出す。前任者が相次いで辞めた曰くつきの部署で、内偵のエースとともに、ある業界に潜むカルテルの疑いへと迫っていく。
読みどころ
あまり小説で描かれてこなかった公取委の内偵という題材を、テンポよくエンタメに仕立てた一作。慣れない土地や職場の人間関係に悩みながら奮闘する主人公の姿と、巨大な談合疑惑を追う調査の緊張感が両輪となって物語を引っ張る。ドラマ化もされたシリーズの続編。
こんな人に
お仕事小説やリーガル・経済ミステリが好きな人、痛快なシリーズものを探している人に。