作品データ
DMMブックスの実用書(ノンフィクション・ドキュメンタリー)。著者は歴史社会学者の小熊英二、1485円・2019年7月17日配信。民主主義や社会運動のあり方を問い直す新書。
どんな作品か
「社会を変える」とはどういうことかを、政治思想や社会運動の歴史をたどりながら考える一冊。デモや市民運動が改めて注目される時代を背景に、古代ギリシアの民主政から近代社会の成り立ち、現代日本の状況までを幅広く見渡す。厚みのあるボリュームながら、平易な語り口で議論を積み上げていく。
読みどころ
個別の運動論にとどまらず、「人が集まって声を上げる」ことの意味を思想史の射程で捉え直す視野の広さが特徴。難しくなりがちなテーマを、身近な問いから解きほぐしていく構成が読みやすい。社会や政治への関わり方をじっくり考えたい読者に応える。
こんな人に
民主主義や社会運動の歴史を学びたい人、社会との関わり方を根本から考えたい人に。