作品データ
DMMブックスの小説(SF・ファンタジー)。著者は柏葉幸子、絵はタケカワこう。価格2,145円、2019年4月10日配信。
どんな作品か
少女リナが、父に勧められて一人で夏休みを過ごしに出かけた先で、霧の谷の不思議な町へと迷い込む。そこには風変わりな住人たちが暮らしており、リナは働かなければ暮らせないという町のきまりのなか、さまざまな店で手伝いをしながら日々を過ごしていく。1975年に刊行された、日本の児童文学を代表するファンタジーの一つ。
読みどころ
不思議な町での出会いと少女の成長を、あたたかな筆致で描く。スタジオジブリ『千と千尋の神隠し』の発想の源になった作品としても知られ、異世界に迷い込む物語の原型的な魅力にあふれている。子どもから大人まで長く読み継がれてきた理由がわかる一冊だ。
こんな人に
やさしいファンタジーや、少女の成長物語をじっくり味わいたい人におすすめ。