作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は内館牧子。1034円、2018年3月15日配信。脚本家としても知られる著者の長編小説で、映画化もされた話題作です。
どんな作品か
大手銀行から子会社へ出向し、そのまま定年を迎えた主人公が、仕事という生きがいを失ったあとの日々に向き合う物語。「定年って生前葬だな」と感じる喪失感を抱えながら、これからの時間をどう生きるかを模索していきます。働き盛りを終えた世代の心境を、ユーモアも交えて描きます。
読みどころ
退職後の夫婦関係、地域や趣味とのつながり、再挑戦への迷いなど、誰にでも訪れる「その後の人生」が細やかに描かれます。身につまされる場面と軽妙な語り口が同居し、共感とともに読み進められるのが魅力です。
こんな人に
定年後やセカンドライフに関心のある人、人生の節目を描いた等身大の物語を読みたい人に向いています。