作品データ
DMMブックスの小説(ミステリー・サスペンス)。著者は池井戸潤。価格858円、2017-03-31配信。金融・企業を舞台にした連作ミステリーです。
どんな作品か
かつて金融の世界に身を置いた主人公が、いまは銀行の一員として、日々持ち込まれる不可解な出来事に向き合っていく物語です。数字や取引の裏に潜むからくりを、鋭い観察眼で解き明かしていきます。連作形式で、主人公の過去にまつわる因縁も物語を貫いています。
読みどころ
企業や金融の内側をよく知る著者ならではの、リアルな謎解きと人間模様が読みどころです。小さな違和感から真相へ迫っていく展開はテンポよく、痛快さと苦さの両方を味わえます。組織のなかで筋を通そうとする主人公の生き方にも引き込まれます。
こんな人に
企業や金融を舞台にしたミステリー、池井戸作品の骨太な人間ドラマが好きな方におすすめです。