作品データ
DMMブックスの実用書。著者はダレル・ハフ、訳は高木秀玄。1,012円・2016年10月21日配信。1954年刊の『How to Lie with Statistics』を訳した、講談社ブルーバックスの古典的な一冊です。
どんな作品か
数字やグラフがどのように人を誤解させるかを、実例を挙げて説明した本です。都合のよい標本の選び方、平均という言葉の使い分け、目盛りを切り詰めたグラフ、相関を因果とすり替える語り口など、統計が誇張や宣伝に使われる手口が順に取り上げられます。だます側の視点から書かれているのが特徴です。
読みどころ
数式はほとんど出てこず、当時の広告や新聞記事を題材に話が進みます。刊行から長い年月がたっても、示される手口の多くは今の報道や広告でそのまま見かけるものです。終盤には、示された数字を疑うための問いかけがまとめられています。
こんな人に
数字の扱いに強くなりたい人、データの読み方を基礎から学びたい人に。