作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は池井戸潤。価格1056円、2015年8月7日配信。
どんな作品か
中堅ゼネコンに勤める若手社員が、公共工事の受注をめぐる業界の慣習に向き合っていく企業小説です。談合という古くからのしくみと、正しさや効率とのあいだで揺れる主人公の姿を通して、建設業界の裏側と、そこで働く人々の葛藤が骨太に描かれます。
読みどころ
組織のしがらみ、上司や取引先との駆け引き、そして自分の信念とのせめぎ合いが、池井戸潤らしい熱量で描かれます。専門的な業界の話でありながら、一人のビジネスパーソンの成長物語として引き込まれる展開が続きます。仕事とは何か、正義とは何かを考えさせる読み応えのある一作です。
こんな人に
池井戸作品の企業ドラマが好きな方、働く人間の葛藤を描いた物語を読みたい方におすすめです。