作品データ
DMMブックスの小説(ミステリー・サスペンス)。著者は浅田次郎。価格902円、2015年8月7日配信。
どんな作品か
浅田次郎の中国清朝を舞台にした「蒼穹の昴」につらなる長編。義和団事件の混乱のさなか、宮廷で井戸に落ちて命を落とした寵妃・珍妃の死をめぐり、その真相を関係者たちに問うていく。
読みどころ
一つの死をさまざまな立場の証言から多面的に描く構成が特色。清朝末期の宮廷や社会の空気を、浅田次郎らしい豊かな語り口で立ち上げる。歴史小説としてもミステリーとしても楽しめる。
こんな人に
中国近代史を舞台にした歴史小説が好きな人、浅田次郎の作品世界に浸りたい人に。