最果てアーケード

『最果てアーケード』は2015-08-04に配信された「最果てアーケード」シリーズの第1巻です。価格は462円。

作り手
小川洋子
シリーズ
最果てアーケード
配信日
2015-08-04
価格
462円(2026年9月10日に観測)
レビュー
97件・評価3.95(DMM.comが集めた評価。2026年9月10日に観測)

作品データ

区分: 一般ノベル / 著者: 小川洋子 / 価格: 660円 / 配信日: 2015-08-04

どんな作品か

「博士の愛した数式」などで知られる小川洋子による連作小説で、迷路のように入り組んだ古いアーケード街を舞台に、そこに軒を連ねる不思議な専門店とその客たちの物語が連なっていく。それぞれの店が扱う品物にまつわる小さな出来事が積み重なり、一つの街の記憶が浮かび上がっていく構成になっている。アーケードという閉じた空間そのものが、物語全体を包み込む器のような役割を果たしている。

読みどころ

静謐で幻想的な文体で日常と非日常の境目を描く著者らしい世界観が本作にも色濃く表れている。それぞれの店にまつわる短い物語が積み重なり、全体として一つのアーケードの記憶を形作る構成も特徴であり、細部の描写にこだわる著者ならではの筆致が随所に光る。手触りのある小道具や品物の描写が、物語に独特の実在感を与えている。

こんな人に

現実離れした静かな幻想世界に浸りたい読者や、連作短編ならではの読み味を楽しみたい人に向いている。小川洋子作品のファンにもおすすめできる。

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