作品データ
DMMブックスの小説(映画化・ドラマ化・実写化)。著者は池井戸潤。価格880円、2015年8月5日配信。銀行を舞台にした「花咲舞」シリーズの一冊です。
どんな作品か
大手銀行の臨店指導グループに所属する花咲舞が、支店で起きるトラブルや不正、隠された「不祥事」に切り込んでいく連作短編集です。上司の相馬とコンビを組み、現場に乗り込んでは組織のしがらみに物申していきます。テレビドラマ「花咲舞が黙ってない」の原作としても知られます。
読みどころ
巨大組織の論理に一歩も引かず、正論を貫く花咲舞の痛快さが魅力です。銀行という舞台ならではの緊張感と、一話ごとに謎が解けていく構成で、池井戸作品らしいエンターテインメント性が詰まっています。人事や派閥といった働く人に身近なテーマも織り込まれています。
こんな人に
痛快な企業小説や、組織の中で奮闘する主人公の物語が好きな方におすすめです。