作品データ
DMMブックスの書籍(歴史)。著者は渡辺京二。価格2090円、2016年2月10日配信。
どんな作品か
幕末から明治初期にかけて日本を訪れた外国人たちが残した膨大な記録をたどり、近代化のなかで失われていった江戸日本の文明の姿を描き出す評論・歴史書。異邦人の目に映った当時の暮らし、人々の表情や自然との関わりを手がかりに、「ひとつの文明」としての近世日本を丁寧に浮かび上がらせる。
読みどころ
数多くの旅行記や見聞録を引きながら論を積み上げていく構成で、失われた世界への郷愁と、それを美化しすぎない冷静な視線が同居する。和辻哲郎文化賞を受賞した代表作で、日本文化論・近代論の名著として長く読み継がれている。
こんな人に
日本の近代化や江戸〜明治の暮らしに関心がある人、骨太なノンフィクションを読みたい人に。