作品データ
DMMブックスの小説(海外/ミステリー・サスペンス)。著者はアンソニー・ホロヴィッツ、訳は山田蘭。価格1200円、2024年9月11日配信。東京創元社。「ホーソーン&ホロヴィッツ」シリーズ第5弾。
どんな作品か
英国の名手アンソニー・ホロヴィッツが、自らを語り手として登場させる人気シリーズの一冊。元刑事の探偵ホーソーンと、その相棒として事件を記録する作家ホロヴィッツのコンビが、閑静な高級住宅地で起きた殺人に挑む。
読みどころ
現実の作家が探偵の助手を務めるというメタ的な仕掛けが特徴で、フェアプレイの本格ミステリとしての完成度も高い。手がかりを小出しにされる作家=読者の視点で、真相へと導かれていく構成が楽しい。伏線の張り方と回収の鮮やかさは、名手ならではの読み応え。
こんな人に
英国本格ミステリやシリーズ探偵ものが好きな人、凝った仕掛けの謎解きを味わいたい人に。