作品データ
DMMブックスの小説(海外/ミステリー・サスペンス)。著者はアンソニー・ホロヴィッツ、訳は山田蘭。価格1200円、2023年9月11日配信。元刑事ホーソーンと、作家「ホロヴィッツ」本人が探偵役として登場するシリーズの一編。
どんな作品か
作家ホロヴィッツの新作舞台がロンドンで初日を迎えるが、辛辣な劇評で知られる批評家に酷評される。その批評家が殺害され、ホロヴィッツ自身が最有力の容疑者として追い詰められていく。窮地に立った彼は、名コンビであるホーソーンに助けを求めることになる。
読みどころ
作者本人が「ワトソン役」として事件に巻き込まれる、メタフィクショナルな趣向が最大の特徴。伏線を張りめぐらせた本格謎解きと、ホーソーンとの軽妙な掛け合いが楽しめる。シリーズの持ち味である緻密なプロットが健在の一作。
こんな人に
英国式の本格ミステリや、遊び心のある謎解き小説が好きな読者におすすめ。