作品データ
DMMブックスの小説(ミステリー・サスペンス)。著者はピーター・スワンソン、訳は務台夏子。価格1119円、2018年2月23日配信。
どんな作品か
空港のバーで偶然出会った男女の会話から始まる、アメリカ発の心理サスペンスです。原題は「The Kind Worth Killing」。妻の裏切りを打ち明ける男と、思いがけない反応を返す女――その危うい邂逅を起点に、複数の視点を交錯させながら物語が展開します。周到に組み上げられた構成で高く評価された作品です。
読みどころ
語り手が入れ替わるたびに読者の見ている風景が反転していく、巧みな仕掛けが最大の魅力です。登場人物それぞれの思惑が絡み合い、先の読めない緊張感が持続します。イヤミスとも評される、後味に残る心理描写も見どころです。
こんな人に
二転三転する展開や、視点の妙を味わえる海外サスペンスが好きな方におすすめです。