作品データ
DMMブックスの小説(SF)。著者はアイザック・アシモフ、訳は福島正実。660円・2016年1月30日配信。1954年に発表された、ロボットSFと本格ミステリを結びつけた古典的長編です。
どんな作品か
人口が膨れ上がった未来の地球では、人々は完全に閉ざされた巨大都市の中で暮らし、外の世界を恐れています。そこで起きた殺人事件の捜査を任された市警の刑事イライジャ・ベイリは、宇宙に植民した人類スペーサーの側から送り込まれた、人間そっくりのロボットR・ダニール・オリヴォーと組むことになります。ロボットを嫌う男とロボットによる捜査行が始まります。
読みどころ
ロボット工学三原則という制約を、そのまま推理小説の論理として使い切った構成が見どころです。ロボットに仕事を奪われることへの人々の反発など、書かれた時代を超えて響く主題も含まれています。ベイリとダニールのやり取りは、続編へと続くシリーズの土台になっています。
こんな人に
SFとミステリの両方を楽しみたい人、アシモフのロボットものを最初の一冊から読みたい人に。