作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は岩井圭也。価格1,881円、2024年10月23日配信。幻冬舎刊、6つの物語からなる連作短編集です。
どんな作品か
古書店を舞台に、深夜に開かれる不思議な読書会をきっかけとして、本と出会った人々の物語がつむがれていく作品です。ある一冊の小説に没頭し、その想いを誰かと分かち合いたくなる——そんな読書そのものへの愛おしさを、連作の形で描いていきます。「読書へのラブレター」とも評される一作です。
読みどころ
本を読むことがもたらす心の動きや、人と人とをつなぐ力を、静かで丁寧な筆致ですくい上げていく点が魅力です。連作それぞれの登場人物が抱える悩みと物語が響き合い、読み終えたあとに自分も誰かと本の話をしたくなります。
こんな人に
本を読むことが好きな人、読書の喜びを描いた温かな物語に浸りたい人におすすめです。