作品データ
DMMブックスの実用書(IT・コンピューター)。著者は佐藤航陽。1,485円・2022年3月31日配信。メタバースが広く話題になった時期に書かれたビジネス書です。
どんな作品か
仮想空間を「もうひとつの世界」として捉え、それがどう作られ、どう広がっていくのかを論じた一冊です。技術の解説にとどまらず、そもそも世界とは何によって成り立っているのかという問いから出発し、経済や国家、コミュニティの仕組みを重ね合わせて考えていきます。起業家である著者自身の事業経験も土台になっています。
読みどころ
個別のサービスやデバイスの紹介に寄りかからず、原理の側から整理しようとする構成のため、流行が移り変わっても読み直しやすい内容になっています。「歩き方」と「創り方」を分けて語る組み立てが分かりやすく、利用者の視点と作り手の視点を行き来できます。図解も交えて説明されます。
こんな人に
メタバースや仮想空間の全体像をつかみたい人、技術の先にある社会の変化を考えたい人に。