作品データ
DMMブックスの小説(一般ノベル/日本文学)。著者は恩田陸。価格596円、2016年1月30日配信。旅先で出会う出来事を軸にした連作短編集です。
どんな作品か
各地を訪れる主人公が、旅の途中で耳にする噂や不思議な出来事に触れていく物語です。恩田陸が得意とする、日常のすぐそばに潜む不穏さや怪異の気配を漂わせながら、土地にまつわる謎を静かに描いていきます。
読みどころ
はっきりとした結末を突きつけるのではなく、読後にじわりと余韻が残る語り口が魅力です。旅情とほのかな怖さが溶け合う雰囲気づくりは、恩田作品ならではの味わい。連作として、各話がゆるやかにつながっていく構成も楽しめます。
こんな人に
旅を舞台にした物語や、怪異とミステリーの中間のような雰囲気が好きな方、恩田陸の世界観を味わいたい方におすすめです。