作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者はさだまさし。価格517円、2016年1月30日配信。
どんな作品か
シンガーソングライターとしても知られるさだまさしによる長編小説。徳島の実家を離れ東京で働く咲子と、故郷・徳島で暮らす気風のいい母・龍子。母娘の関係と、母が胸に秘めてきたある想いを軸に、故郷や家族、そして人の生と死が静かに描かれます。眉のかたちをした徳島のシンボル「眉山」と、夏の阿波踊りが物語を彩ります。
読みどころ
歯に衣着せぬ江戸っ子気質の母・龍子の人物像が魅力的で、母娘のやりとりには笑いと温かさがあふれます。故郷の風景や阿波踊りの熱気が情感豊かに描かれ、家族への愛情がしみじみと胸に迫ります。映画化・ドラマ化もされた、さだまさしらしい人情味あふれる一作です。
こんな人に
家族や故郷をテーマにした人情ものが好きな方、心温まる母娘の物語を求める方におすすめです。