作品データ
DMMブックスの実用書。著者は中村仁一。価格794円、2016-06-27配信。幻冬舎新書。
どんな作品か
長年、老人ホームの配置医などとして多くの高齢者の最期に立ち会ってきた医師・中村仁一が、自然な死のあり方について語る一冊です。過剰な延命治療や医療への過度な依存を見つめ直し、枯れるように穏やかに逝く「自然死」の実際を、現場での経験に基づいて説きます。終末期医療をめぐる議論の中で広く読まれた新書です。
読みどころ
死を医療で先延ばしにすることの是非を、看取りの現場から具体的に問いかける率直な語り口が特徴です。老いや死を避けるべきものとしてではなく、自然の摂理として受け止める視点が示されます。自分や家族の最期をどう迎えるかを考えるきっかけを与えてくれます。
こんな人に
終末期医療や看取りのあり方に関心がある人、老いと死について落ち着いて考えたい人におすすめです。