作品データ
区分: 一般ノベル / 著者: 桐野夏生 / 価格: 1650円 / 配信日: 2023-03-03
どんな作品か
桐野夏生は女性の生き方や社会構造を鋭く描く小説家として知られ、本作はバブル期前後の企業社会を舞台に、総合職として働く女性たちの姿を描いた物語である。組織の中での競争や男女の格差といった当時の企業風土を背景に、登場人物たちの選択が描かれていく構成と見られる。
読みどころ
個人の物語でありながら、当時の日本企業が抱えていた構造的な問題も浮かび上がってくる点に特徴がある。時代背景の描写の緻密さも著者の持ち味である。
こんな人に
働く女性を描いた社会派の物語を求める人、昭和末期から平成にかけての企業社会に関心がある人に向く。