作品データ
DMMブックスの小説(ミステリー・サスペンス)。著者は池井戸潤。価格1023円・2017年1月13日配信。
どんな作品か
巨大銀行の支店で働く副支店長を主人公に、本部の意向と現場の板挟みになりながら、組織の論理と向き合っていく金融エンターテインメント小説です。日々遅くまで働き、最後に店を閉める「最終退行」を担う男の目線から、銀行の内側が描かれていきます。
読みどころ
エリート意識の強い上司や、責任を回避しつつ影響力を保とうとする権力者など、組織にひそむ問題を鋭くあぶり出していきます。追い詰められた主人公がどう立ち向かうのか、攻守が入れ替わっていく緊迫した展開が池井戸作品らしい読みごたえです。
こんな人に
銀行や企業を舞台にした痛快なエンタメ、組織に立ち向かう人物を描いた物語が好きな人に向いています。