作品データ
区分: 一般ノベル / 著者: 三浦綾子 / 価格: 550円 / 配信日: 2016-12-14
どんな作品か
「道ありき」はキリスト教作家として知られる著者の自伝的作品で、長い療養生活や信仰との出会い、婚約者との死別といった実人生の出来事を綴った代表作のひとつである。本書は電子全集として分冊された第3巻にあたり、人生のある時期の記述が収められている。闘病生活の中で人と人とのつながりに支えられていく様子が描かれる作品として知られている。
読みどころ
苦難の中でも生きる意味を問い続ける著者自身の言葉には、フィクションとは違う重みがある。信仰や生き方をめぐる率直な述懐が随所に見られる点も本作の特徴である。実体験に基づく描写だからこそ伝わる説得力も本作の魅力といえる。
こんな人に
実体験に基づく自伝文学を読みたい人、著者の代表作に触れてみたい人に向く一冊である。闘病記や信仰をめぐる手記に関心がある読者にも合う。