ひかりのまち

『ひかりのまち』は2014-06-01に配信された「ひかりのまち」シリーズの第1巻です。価格は693円。

作り手
浅野いにお
シリーズ
ひかりのまち
ページ数
218
配信日
2014-06-01
価格
693円(2026年9月10日に観測)
レビュー
100件・評価4(DMM.comが集めた評価。2026年9月10日に観測)

作品データ

- 区分: 一般コミック- 著者: 浅野いにお- 価格: 693円- 配信日: 2014年6月1日

どんな作品か

『ソラニン』『おやすみプンプン』で知られる浅野いにおの初期作品である。「ひかりのまち」と呼ばれる団地とその周辺を舞台に、そこで暮らす人々の孤独や屈託を、連作形式の群像劇として描き出す。登場人物たちの物語が緩やかに交差しながら、閉塞した日常の中にかすかな光を探していく構成が印象的な一冊だ。

読みどころ

写実的な背景描写と繊細な心理表現が織りなす、浅野作品特有の空気感が最大の魅力である。生きづらさや喪失を正面から見つめながらも、突き放さずに小さな救いを差し出す物語の姿勢は、後の代表作へ続く原点として味わい深い。short storyの連なりが一枚の風景に収束していく読後感も忘れがたい。

こんな人に

浅野いにおの代表作から遡って初期作を読みたい人、静かで内省的な群像劇を好む人に向く。日常の陰影を丁寧に描くコミックを求める読者に薦めたい作品である。

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