作品データ
DMMブックスの書籍(ルポ・エッセイ・自叙伝/ノンフィクション・ドキュメンタリー)。著者は鈴木俊貴。価格1683円、2025年1月23日配信。動物言語学者による初の科学エッセイです。
どんな作品か
著者はシジュウカラの鳴き声を長年研究し、鳥が状況に応じて異なる「声」を使い分け、さらにそれらを組み合わせて意味を伝えていることを明らかにしてきた研究者です。本書はその発見に至るまでの観察の日々や、フィールドでのエピソードを、専門知識のない読者にもわかりやすく綴った一冊。「言葉を持つのは人間だけ」という常識に問いを投げかけます。
読みどころ
森でひたすら鳥を見つめ続けた地道な観察が、やがて世界初の発見へとつながっていく過程が読みどころです。ヘビやタカといった危険に応じて鳴き分ける声の話など、具体的なエピソードが豊富で、身近な鳥の見え方が変わります。研究者自身の言葉で語られる探究の喜びが伝わってきます。
こんな人に
生き物や自然科学に興味がある方、研究の裏側を知りたい方に。